公益財団法人 西脇市文化・スポーツ振興財団

MENU

美術館日記

(公財)西脇市文化・スポーツ振興財団の採用情報

催し案内(美術館講座・ワークショップ)

美術館講座「麦わらで楽しむ工芸の世界~城崎麦わら細工~」

【日 時】 2025年11月16日(日) 13:00~15:00
【場 所】 岡之山美術館 研修室
【講 師】 神谷 勝(工芸家/麦わら細工)
【受講料】 2,000円(材料費込)
【対 象】 初心者・経験者不問
【定 員】 10名(要申込・先着順)

【内 容】 
本講座では、城崎麦わら細工工芸技術保持者である工芸家の神谷勝さんを講師に迎えて、来年の干支の午(うま)の麦わら細工作品を制作します。職人技を拝見しつつ、麦わらを伸ばし、カットする工程も体験できる内容です。

豊岡市の城崎温泉に伝わる伝統工芸”城崎麦わら細工”は、江戸時代享保年間(1716-1735)に因州(現在の鳥取県)の住人「半七」という者が城崎に湯治に来ている間、宿賃の足しにと麦わらを染めて、こまや竹笛などの玩具に張り付け、浴客の土産としたのが始まりといわれています。
現代まで脈々と受け継がれてきた城崎麦わら細工は、色とりどりに染色した麦わらを使って、花鳥や幾何学模様が「張り細工」で精巧に作られています。

【申込・問合せ】
西脇市岡之山美術館
電話:0795-23-6223
メール:okanoyamamuseum@galaxy.ocn.ne.jp


【神谷 勝 (かみや・まさる)/工芸家】
1941年兵庫県豊岡市出身、同市城崎町在住
1961年麦わら細工を始める
1977年豊岡市城崎町に「かみや民藝店」を開く
城崎麦わら細工工芸技術保持者、豊岡市無形文化財保持者

神谷さんは、城崎麦わら細工職人の2代目として初代(神谷元二郎)から職人技を受け継ぎました。染色した麦わらを使い、花鳥や幾何学模様を「張り細工」で精密に作ることで、優美な美術工芸を創り伝えています。
「日本手工芸展」(2015年)準大賞、「兵庫ふれあい美術展」(2019年)兵庫県議会議長賞など受賞。近年の展覧会に「麦が魅せる輝きと彩り―神谷勝の手わざ、手仕事-」(2021年、城崎文芸館、兵庫)、「きらきら輝く麦わら細工」(2024年、西脇市岡之山美術館)などがある。

koza-20251116.jpg

こどもワークショップ「クリスマスカードを作ろう!~はじめてのシルクスクリーン~」

【日 時】 2025年11月29日(土) 13:00~14:00 (受付は30分前~)
【場 所】 岡之山美術館 講座室
【講 師】 堂東 由佳(どうとう ゆか/版画家) 
【参加費】 300 円 (材料費込) ※汚れても良い服装でご参加ください。
【対 象】 5才以上(小学3年生までは大人の付添い要)
【定 員】 10名(要申込・先着順)

【内 容】
クリスマスツリーの版に好きな色のインクをのせて刷って、オリジナルのクリスマスカードを作ります。初めてでも楽しく版画を体験できるワークショップです!クリスマスが楽しみになります♪

【申 込】
西脇市岡之山美術館へ電話又はメールでお申し込みください。 
電話:0795-23-6223
メール:okanoyamamuseum@galaxy.ocn.ne.jp

(メールでお申込みの方は、当館より受付完了メールを送信します。受付完了メールが届かない場合は、お手数ですが当館までお電話ください。)

【堂東由佳】 
丹波市生まれ、在住の版画家。京都市立芸術大学美術学部卒業。同大学大学院絵画専攻版画修了。
「東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2018」審査員賞、「第6回NBCメッシュテックシルクスクリーン国際版画ビエンナーレ展」国際展賞などを受賞。

ws-20251129.jpg

西脇市岡之山美術館の過去の催し
このページのトップへ