食べてみました!


● 月見草のごまあえ
 夏になると、道路脇に月見草の黄色い花がたくさん咲きます。図鑑によると、月見草のつぼみや芽は食べられるということなので、仕事の帰りに摘んで、ごまあえと酢の物にしてみました。まずはごまあえです。月見草自体はクセもなく、オクラのような粘りがあり、結構おいしかったです。

● 材 料
月見草(マツヨイグサ類)のつぼみと芽適量
すりごま適当
砂糖適当
醤油適当
みりん適当


 
★月見草を摘む
マツヨイグサには、マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、アレチマツヨイグサなどの種類がありますが、どれも同じように食べられます。

月見草のつぼみと穂先の芽の部分を摘みます。つぼみは細長いオクラのような形をしています。穂先は手で折れるくらいの柔らかいところを摘みます。

月見草は群れて咲いているので、すぐにたくさん摘むことができます。

摘み終わったら、しおれてしまわないうちに水でよく洗い、汚れや虫を落とします。

★ゆでる

大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし塩を少し入れます。そこへ洗った月見草を入れてさっとゆでます。一度水で洗ってから、もう一度湯を沸かし、さっとゆでます。
★水を切る

茹で上がったら、冷水にさらし、ざるで水を切ります。
★ごまあえにする
ごま50g、砂糖大さじ2、醤油大さじ1、みりん大さじ1/2の割合でまぜ、月見草を入れて和えればできあがりです。クセもなく、おいしくいただきました。


● 月見草の酢の物
 月見草のゴマ和えもおいしかったのですが、夏らしくあっさり酢の物にしてみました。花びらの黄色がきれいです。

● 材 料
月見草(マツヨイグサ類)のつぼみと芽適量
すし酢適当


 
★月見草を摘む
マツヨイグサには、マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、アレチマツヨイグサなどの種類がありますが、どれも同じように食べられます。

月見草のつぼみと穂先の芽の部分を摘みます。つぼみは細長いオクラのような形をしています。穂先は手で折れるくらいの柔らかいところを摘みます。

月見草は群れて咲いているので、すぐにたくさん摘むことができます。

摘み終わったら、しおれてしまわないうちに水でよく洗い、汚れや虫を落とします。

★ゆでる

大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし塩を少し入れます。そこへ洗った月見草を入れてさっとゆでます。一度水で洗ってから、もう一度湯を沸かし、さっとゆでます。
★水を切る

茹で上がったら、冷水にさらし、ざるで水を切ります。
★酢の物にする
水を切った月見草にすし酢をかけて混ぜ合わせたら出来上がり!(横着ものの酢の物で申し訳ないf^_^;)


● ヒメジョオンのおひたし
 家の裏の土手に、ヒメジョオンが生えていました。図鑑によると、ヒメジョオンも、それによく似たハルジオンも食べられると書いてあったので、さっそく食べてみることにしました。これが意外においしく、もっと早く教えてほしかったくらいです。

● 材 料
ヒメジョオンの芽と葉適量
適当
かつお節適当
醤油適当


 
★ヒメジョオンを摘む
ヒメジョオンを摘みます。花の咲いていない芽の部分や、やわらかそうな葉を選んで摘みましょう。茎の部分が手で折れるくらいの若い芽を選びます。

ヒメジョオンと同じような場所にセイタカアワダチソウやアレチノギク類など、似たような草が生えていることがありますので、間違えないように注意しましょう。セイタカアワダチソウは茎が赤っぽく、アレチノギク類は茎が白い毛で覆われているので見分けがつくでしょう。

摘み終わったら、しおれてしまわないうちに水でよく洗い、汚れや虫を落とします。

★ゆでる

大きめの鍋にたっぷりの湯を沸かし塩を少し入れます。そこへ洗ったヒメジョオンを入れてさっとゆでます。一度水で洗ってから、もう一度湯を沸かし、さっとゆでます。
★水にさらす
ゆで上がったら、水でよく洗い、鍋にはった水にしばらくさらします。

★おひたしにする
水をよくしぼって、少し細かめに切って皿に盛りつけます。お好みでかつお節をかけて醤油かポン酢でいただきましょう。少し苦みがありますが、独特の風味があり、自然の味を楽しむことができました。


● ヒメジョオンの佃煮
ヒメジョオンをおひたしにして食べてみると、フキのような独特の風味がありました。佃煮にしてもおいしいだろうなと思い、おひたしの一部をさっそく佃煮にして食べてみました。これが絶妙なおいしさでした!この感動を分け合おうと、科学館に持って行ってみんなに食べてもらいましたが大好評でした。皆さんもぜひやってみてください。

● 材 料
ヒメジョオンの芽と葉適量
適当
適当
みりん適当
砂糖適当
醤油適当


 
★ヒメジョオンをのおひたしをきざむ
ヒメジョオンのおひたしを細かくきざみます。材料集めやゆで方はおひたしの作り方を見てください。
★佃煮にする

鍋に酒とみりんを適量入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします。

そこへ刻んだヒメジョオンを入れ、塩、砂糖、醤油で味付けをします。

落としぶたをして水気がなくなるくらいまで煮こんだらできあがり。あったかご飯にピッタリです!



● 土筆の佃煮
家の近くの畦にツクシがたくさん生えていたので、佃煮にして食べてみました。
下ゆでをしっかりしたせいか、苦みもなく、美味しくいただきました!

● 材 料
ツクシ適量
適当
みりん適当
醤油適当
砂糖適当
適当


 
★ツクシを摘む
ツクシは、先端がまだ開いていないもの(A)が旬です。開いてしまったもの(B)は茹でるとゆで汁が緑色になってしまいます。開ききってしまったもの(C)は見るからに美味しくなさそうですね。
★ハカマを取る
ハカマの部分は口当たりが悪いので取ります。
このとき、あまり神経質に取りすぎると節の部分でちぎれてしまうので、根元を少し残すくらいで止めるのがいいみたいです。
★茹でる
ハカマを取り、軽く水洗いしたツクシを鍋で茹でます。ゆで加減はお好みで。苦みがなかったのは私が茹ですぎたからかもしれません。
茹で上がったら冷まさずすぐに冷水にさらします。水を切り、そのままお浸しで食べてもよいでしょう。

茹でて水にさらすとこんな感じです→

★佃煮にする
鍋に酒とみりんを適当に入れひと煮立ちさせ、そこへ下ゆでしたツクシを入れます。砂糖、塩をいれしばらく煮込んでから醤油を加えてもうひと煮込みしたらできあがりです。
昨日の夜よりも、今日の方が味がしみてて美味しかったです。


● たんぽぽサラダ
 図鑑に、「セイヨウタンポポは苦くて食べにくいが、カンサイタンポポやカントウタンポポは食べられる」と書いてありました。食べられると聞いて食べないわけにはいきません。さっそく食べてみました!
 葉っぱを摘んでそのまま食べてみると、思ったより苦みもクセもないので、そのままサラダにしてみました。普通に美味しくいただきました。

● 材 料
カンサイタンポポの葉適量
温野菜適当
豆腐適当
ドレッシング適当


 
★タンポポの見分け方
 「セイヨウタンポポは苦くて食べにくいが、カンサイタンポポやカントウタンポポは食べられる」という図鑑の言葉、鵜呑みにするわけにはいきません。何事もチャレンジ!ということで、カンサイタンポポとセイヨウタンポポの葉をちぎって食べてみました。結果、カンサイタンポポは苦みもクセもほとんどなく、レタスのような感じで美味しいです。問題のセイヨウタンポポは、かなり青臭いにおいと、飲み込んだ後に苦みがきます。生で食べるのはやめた方がいい感じですね。
 カンサイタンポポとセイヨウタンポポは、花の集まりである「総苞(そうほう)」の外片(がくのようなところ)で判断します。カンサイタンポポは反り返らず、セイヨウタンポポはくるりと反り返っています。写真左がカンサイタンポポ、右がセイヨウタンポポです。違いがわかるでしょうか?
★たんぽぽの葉を摘む
 カンサイタンポポを見つけたら、葉を摘みます。このとき、地面を這っている葉ではなく、春先に立ち上がってくる若く柔らかい葉を摘みましょう。根本まで柔らかく食べられます。カンサイタンポポはセイヨウタンポポと生存競争をしています。根絶やしにしてしまうのもかわいそうですので、葉を残してあげてくださいね。
★たんぽぽの葉を洗う
たんぽぽの葉を洗って、葉についた土やゴミを落とします。
★豆腐と温野菜サラダをつくる
春キャベツ、ニンジン、ブロッコリー、カリフラワーなど好きな野菜を軽く茹でて水を切り、冷まします。皿に盛りつけてから、豆腐をくずして散らします。かための木綿豆腐がオススメです。

★仕上げ
豆腐と温野菜のサラダの上に、たんぽぽの葉を適当な大きさにちぎって散らし、ドレッシングをかけてできあがりです。今回はごまドレッシングを使いましたが、たんぽぽ自体にクセがないので、和風しそやハーブ系など、何でも合いそうです。



● たんぽぽの天ぷら
 タンポポの葉と花を天ぷらにしてみました。紅葉の天ぷらとか、海苔の天ぷらのようにサクサクした食感を楽しむことができました。春らしい緑色の天ぷらは、彩りに使ってみてはいかがでしょう。天ぷらにすると苦みがわからなくなるので、セイヨウタンポポの葉でもできるそうです。

● 材 料
タンポポの葉適量
タンポポの花適当
小麦粉適当
塩・砂糖適当


 
★たんぽぽの葉を摘む
 サラダと違い熱を加えると苦みが気にならなくなるので、セイヨウタンポポの葉でも食べられるそうです。(これは実験してません。ごめんなさい)
 サラダと同じように若くて柔らかい葉を摘みます。
★たんぽぽの葉を洗う
 たんぽぽの葉を洗って、葉についた土やゴミを落とします。
★衣を付ける
 小麦粉を水で溶き、天ぷらの衣をつくります。タンポポの葉に味がないので、衣に塩や砂糖で味を付けてもよいでしょう。
 色合いを活かすため、葉の裏面だけに衣を付けましょう。
★揚げる
 衣を付けたら、油で揚げます。葉は180℃くらいでパリッと揚げましょう。花は中まで火を通すために、少し低温(160℃)で揚げましょう。
★食べる
 ぱりぱりの食感があるうちに食べましょう!ダシでも、塩でもおいしくいただけます。



  ● ワラビのみそ汁
 家の裏の土手に毎年ワラビが出ます。今年はイノシシに掘り返されて心配していたのですが、しっかり生えてきました。さっそく摘んで、みそ汁に入れて、少し苦い春の味を楽しむことができました。

● 材 料
ワラビ適量
みそ汁適当
重そう適当


 
★ワラビ採り
 ワラビは昔から山菜の代表格ですね。へそ公園の中にも生える場所があるため、この時期になるとビニール袋を片手に草むらを歩き回る方をよく見かけます。

 上の写真のように下を向いているものが最高です。下の写真のように伸びて開いているものは少しごわごわした食感になります。また、あまり欲ばって根本から折ると繊維が多いので、手で簡単に折れるあたりまでを目安に摘みましょう。

 10分ほどでひとつかみのワラビが採れました。

★ワラビを洗う
 ワラビには毛が生えています。一本ずつ優しくこすりながら毛を落とします。
★下ゆで
 よく洗ったワラビを下ゆでします。ワラビはアクが強いので、重そうを少し入れて茹でるといいでしょう。茹で上がったらザルに取って湯を切り、水にさらします。長くさらすほどアクが抜けます。
★みそ汁にする
 みそ汁をつくります。具材はなんでもよいでしょう。私はタマネギと豆腐、ワラビを入れ、最後に青ネギを入れました。
 アク抜きの時間が短かったため、少し苦みが残っていましたが、春らしい味を楽しむことができました。

 
● チャアミガサタケのパスタ

 家の裏の土手にチャアミガサタケがたくさん生えていました。図鑑によると、フランス料理では高級食材として食べられ、クリームとの相性が良いとのことなので、クリームパスタを作ってみました。
 くせもなく、見た目気持ち悪かった傘の穴にソースがからんで、こりこりとした食感がおいしかったです!
 乾燥すると香りが出るらしいので、干しキノコも作ってみようかな。

● 材 料
アミガサタケ適量
ベーコンまたはウインナー適量
小麦粉大さじ1
牛乳200cc
コンソメスープの素少々
スパゲティー100グラム


 
★アミガサタケを採る
 アミガサタケを採ります。身が崩れやすいので根本から慎重に引き抜きましょう。
 いちばん根本の土が付いている部分は捨てて、水でよく洗って土や虫を落とします

★アミガサタケを塩ゆでする
 アミガサタケは生で食べるとあたることがあります。加熱することで毒がなくなり、また歯ごたえも増すので、塩ゆでにします。
 しばらくゆでたら、流水でよく洗いましょう。

★材料を切る
 アミガサタケは縦に2つまたは4つに切ります。写真のように中は空洞になっています。
 ベーコンまたはウインナーは細く切ります。
 お好みでにんにくのみじん切りを少し加えます。
★ソースをつくる
 フライパンにバターをとかし、にんにくの香りを出してからアミガサタケとベーコンを加え、しばらくいためます。
 火が通ったら、小麦粉を入れて材料にからませます。牛乳を少しずつ加えてよくかき混ぜ、小麦粉が玉にならないようにします。
 コンソメスープの素と、塩こしょうで味を調えます。

★ゆでたスパゲティーにからめて完成
 ゆであがったスパゲティーにソースをからめて完成です。
 粉チーズをふって召し上がれ。


 調理方法は私が適当〜に思いついたままやったものです。ですから、味の保証はしかねます。あしからずご了承ください。
 植物の中には毒のあるものもあります。最悪の場合死んでしまうこともあります。植物の種類を見分けられない方は食べないでください。

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